八倉巻建設の2人逮捕 滑川市下水道工事で談合
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20080413/11323.html
2008年04月13日
昨年八月、滑川市が発注した公共下水道工事の指名競争入札で談合したとして、県警捜査二課と滑川、魚津署は十三日、競売入札妨害の疑いで、八倉巻建設(八倉巻秀夫代表・同市三ケ)の従業員二人を逮捕した。県警は、入札に参加したほかの八業者も、近く同容疑で書類送検する方針。
うーん、ここだけじゃなくて、田舎の自治体だとよくある談合なんだろうね。
私腹を「肥やす」ためじゃなくて「満たす」ための馴れ合いというか。
実際問題、今の地方自治体の中に誰かをたっぷり肥やすだけの金が余っているところはそうそう無いだろう。
せいぜい奈良のあの職員とか。
「共存のため談合」 八倉巻建設社長
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20080416/11365.html
、「談合は『あうんの呼吸』のようなもので、地元業者の共存共栄のために行ってきた。決して価格をつり上げ、不当に利益を得るためではない」
「非常に残念だが、罪は罪として受けなくてはならない」
なんというか、「いつか後ろから刺されるんだろうなー」ぐらいの漠然とした覚悟があったかのような発言。
「会社の人間が市役所の人と接触し、指名業者を聞き出したりしたことは百パーセントない」と強調、「ほかの業者が聞き出していることもないと思う」と述べた。
市発注の下水道工事は、専務と営業部本部長が中心になってかかわっていたといい、「業者間の長い付き合いがあり、互いに連絡を取り合うことでどこが指名されたかは分かる」と話した。
たかだか人口3万ちょいの町にいくつも土建屋があること自体が異常なんだろうけど、資本関係の無い「大八倉巻組」みたいのが出来てたんだろう。
入札に参加した会社の社長によると、(略)
八倉巻建設が参加業者に渡した書類には、積算内訳書の作成に必要な工事費や管理費などの細目まで記載されていた。工事費や管理費などを合計した入札価格は八倉巻建設が落札した価格より高く設定されており、この会社では書類に記載された内容をそのまま写して入札したという。社長は「積算内訳書を作成するのには時間が掛かる。落札するつもりのない工事の積算内訳書を作成するのは手間が掛かって大変だから」と明かした。
予定価格の98%程度だそうだけど、そもそも予定価格は、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%88%E5%AE%9A%E4%BE%A1%E6%A0%BC
しかし、前述のように予定価格は元々市場調査により得られた価格を基準として算出されており、実際の入札価格(受注額)とは本来はさほど乖離が見られない性格のものであり、落札率が高い(すなわち入札価格が予定価格に近い)ことが公共調達価格の不適切につながるとは一概にいえないのではないかとの反論がなされることがある。
といったものであって、乖離しまくってる方がおかしいんじゃないか?
・予定価格の積算を間違ったとか、市場価格を読み間違えたとか
・ダンピングしてる奴がいるーとか
つまるところ予定価格がだいたい予算と言えるだろうから、その範囲内で収まってる分にはそれほど青筋立てて怒ることもないよなーと日和見な俺は思ったりするよ。
なんでもそこそこ余裕がある状態にしないと不測の事態のときにドン詰まりになるよ、と。
だいたい何でまたこの時期に(ひと段落したこともあるんだろうけど)この町の下水道工事の談合を事件化したんだろう。
はっ!実は北陸新幹線工事に絡むあんなーこーとー♪やこんなーこーとー♪が明るみに出そうだから小物的事件で煙に巻こうって魂胆か!?
ってことは…西の方のあの人の陰謀とかwww
調べたら実はあの人とこの人が凄く仲悪かったとか、何か握られてたとかあるとウケるww
ドロドロで面白いなぁ。。。陰謀論w